りんご村中学校の宿泊体験学習の講師を務めて参りました。
私は、手芸の担当ですが、この他に、七宝焼き、革細工、焼杉などがあるようです。
りんご村の子どもの特徴は「素直」であること。
ほっぺをスリスリしたくなるほど純朴で可愛いです。
お手伝いをお願いすると、どの子も気持ちよく引き受けてくれるので嬉しくなります。
村全体で、子どもたちの成長を見つめ、応援している感もあります。
小さい村だからこそ、一人一人に目が行き届くということもあるでしょう。
手鏡作りは、時間内に全ての子が完成させ、満足気な顔をして、先生に写真を撮ってもらっていました。
なので、私は、先生方が作られた手鏡の写真を記念に残しました。
それぞれの人間性が表れて、とても面白い。
これ↑は、何の教科の先生の手鏡か分かりますか?
そう!音楽の先生の作品です。
穏やかで、優しい印象の先生そのもの。 先生のイメージぴったりの作品です。
完成した手鏡を嬉しそうに両手で包み、「いいですね♪」と目を細め呟いていたのが印象的でした。
好きな音楽(楽譜)をベースに、高く広く周りを見ようとする足の長い 羽の大きな鳥、
50代の落ち着きのあるハート(愛)、
そして、鏡の4分の1を占める大きな袋は、母性の懐の大きさを表しているのでしょうか...
先生も無意識に、紙ナプキンをチョイスしているのですが作品に表れますね。
自分で生んだ作品を自分が一番喜んであげる。
これが何より、生まれた作品にとって嬉しいことでしょう。
その作品は、自分が生まれたことを作者が喜んでくれていると、ちゃんと理解し、
プラスのオーラをたっぷり出してくれます。私は、そんな気がしています。